もやもやの正体をつかもう

「そうはいっても…」と向き合おう/お役立ち道の実践01

お役立ち道実践ガイドでは、自分が描いた「お役立ちイメージ」を実践していく

上でのポイントを解説してきました。

今回から「お役立ち道実践ガイド番外編」として「お役立ち道」を実践するときに意識を

することについて考えていきます。



YouTubeチャンネル「お役立ち道ねっと」の登録よろしくお願いします!



目次[非表示]

  1. 1.「お役立ち道」のおさらい
  2. 2.「そうは言っても・・・」の正体を探ってみよう



「お役立ち道」のおさらい

シリーズ「お役立ち道®とお役立ち道経営」では、

お役立ち道とは「お役立ちの精神と技量を究め続けること」とご紹介しました。

そのお役立ち道を歩むために、まず「お役立ちイメージ」を作ることもご説明しましたね。

この「お役立ちイメージ」は、堅苦しいものではなく、自分のワクワクの元がベースに

あります。

  • ワクワクの元
  •  誰にどんな風に役立ちたいか
  •  具体的な計画

これがお役立ちイメージの3点セットです。

そして、シリーズ「お役立ち道実践ガイド」では、このお役立ちイメージを

いざ実践する時に、以下の5つを意識していこう。ということをご説明しました。



  1. どんな業務でもその先の「お役立ち」を考える
  2. 自分の可能性を信じる
  3. 自分らしさで周りに良い影響を与える
  4. 相手を共創のパートナーとして尊重する
  5.  自分と組織の「お役立ちイメージ」の両立を図る

お役立ちイメージの実践には、この5つのポイントがとても重要です。



「そうは言っても・・・」の正体を探ってみよう

この5つのポイント、書かれていることだけを見れば「当たり前といえば、当たり前だな」と

思う方もいることでしょう。頭ではわかる。ただ「わかった!すぐできるよ」と、すんなり

受け入れられるかというと、「そうは言ってもなぁ・・・」という感情も残るのではない

でしょうか。

人間は、正論だけで行動しているわけではないので、頭ではわかっていても、どこかもやもや

したものが残るものです。しかし、この「そうは言っても・・・」というもやもやした感情の

正体がわかれば、すっきりして、受け入れやすくなるということでもあります。

そこで「ダブル・ループ学習」を活用し、「行動を支配する価値観」を探り出してみて

ください。「行動を支配する価値観」とは、「行動理論」のことです。

行動理論を、下記の図のように3つの階層で整理し、可視化すると「そうは言っても」の

正体が掴めるかもしれませんね。



その一例として「お役立ち道実践ガイド」では、先に挙げた5つのポイントの4つ目

「相手を共創のパートナーとして尊重する」について、うまくいった時と、つまずいた時の

それぞれの行動に働いた行動理論を、下の図のように整理しています。




このように、他のポイントも行動理論の三階層で整理してみましょう。

誰かと一緒に「自分の場合は、こういう風に思っている」という、自分の考えを出し合って

いくのも効果的です。

お役立ち道の実践に取り組んでいくために、ぜひ自分の中にある「そうは言っても・・・」の

正体を探ってみてくださいね。




このシリーズの新着記事


関連記事


人気記事月間ランキング
1
2
3
4
5