
勢いづくりの五原則/リーダーのためのお役立ち道の文化づくり実践ガイド【第4話】
お役立ち道の組織文化づくりに勢いをつけるために、リーダーは何をしたら良いでしょうか?
メンバーの強みを活用して、信頼・安心のチーム作りを行いましょう。
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目次[非表示]
- 1.勢いづくりの五原則
- 1.1.1.共通目的・共通目標の統合
- 1.2.2.コォ・イノベーターの育成
- 1.3.3.ディス・イノベーターの改善
- 1.4.4.“もっともだ”の雰囲気づくり
- 1.5.5.罰ラインの設定とチェック
勢いづくりの五原則
前回は、より良い社会づくりにチャレンジするために、好ましい組織文化である「お役立ち道の文化」づくりに影響を与えるコォ・イノベーターと、ディス・イノベーターという存在についてご紹介しました。
今回は、リーダーとしてお役立ち道の文化への革新に向けて、組織の勢いのつくり方を考えていきましょう。
こちらが、勢いづくりの五原則です。
1.共通目的・共通目標の統合 2.コォ・イノベーターの育成 3.ディス・イノベーターの改善 4.“もっともだ”の雰囲気づくり 5.罰ラインの設定とチェック |
1.共通目的・共通目標の統合
共通目的・目標とは、私たちが実現したいより良い社会のことであり、そのために自社やチームが掲げるお役立ち使命やビジョンのことです。これを忘れてしまうと、単なる目先第一の対応になってしまいます。
リーダーは、ことあるごとにこの共通の目的や目標をメンバーに伝え、「何のために」このチームで仕事をしているかを理解させることが大切です。もちろん、メンバー一人ひとりのお役立ちイメージと、どう関わるのかを考えることも忘れては、なりません。
2.コォ・イノベーターの育成
お役立ち道の文化づくりに向けて、鍵を握るのがコォ・イノベーターです。
メンバー一人ひとりの強みを引き出し影響力が発揮できる状況をつくることで、コォ・イノベーターとしての自覚を促し能力の強化を促進します。
一部のメンバーではなく、メンバー全員が、なんらかのコォ・イノベーターとなることが理想的です。
3.ディス・イノベーターの改善
正確には、ディス・イノベーター的な言動の改善です。
周りに悪影響が出ていると感じた場合、お役立ち道の文化づくりを判断規準として、許す言動と許さない言動を首尾一貫し、何故その言動が許されないのかをわからせ、最初は柔らかく段々厳しく効果が出るまで決してあきらめずに指導することです。
ただし、ディス・イノベーターの反発や抵抗は、多様な価値観を背景に生まれるといえますので、まずはその価値観を理解し尊重し、革新に向けて活用するという信念を持って接することが必要です。
「あの人は、ディス・イノベーターだ」と安易にレッテルを貼って、その人の言動を全部否定的に見てしまうことはやめましょう。
4.“もっともだ”の雰囲気づくり
“もっともだ”の雰囲気とは、リーダーに対する信頼の雰囲気です。
そのためには、リーダーがお役立ち道を率先垂範すること、また、それを判断基準としたリーダーシップを発揮することが大切です。
5.罰ラインの設定とチェック
罰ラインとは、信頼を下支えする最低のラインのことです。
お役立ち道の文化づくりに向けて、「このことは最低でも行動する」というラインを設け、手抜きを防止するとともに、「正直者が馬鹿をみない」状況をつくることが重要です。
この5つの原則を守ってチームを運営すると、チーム内に信頼感と安心感が生まれ、一人ひとりが強みを生かして当たり前の規準を引き上げていくことができるので、お役立ち道の方向に勢いがつきます。
より良いチームづくりに、活用してください。
次回は、10のマネジメント機能についてご紹介します。