企業が抱えるお悩み

変化の激しい社会情勢や市場環境の中、多くの企業は価値創造に向けた組織変革に取り組んでいます。

とはいっても、どのように変えていけば、社会や市場に信頼され選ばれ続けるようになるのか、過去の延長線上から脱却できるのか、多くの問題を抱えながら試行錯誤されておられます。 

  • 価格・条件でたたかれる
  • 利益構造を変える打ち手がわからない
  • 部門間連携がとれていない
  • 幹部がもっとも従来発想から抜け切れず、最大の患部になっている
  • 価値共創の戦略が形骸化している
  • 個人技どまりの価値創造になっている
  • 営業やサービス部門に開発につながる情報を取ってきて欲しいが、お客様対応に忙しく期待する情報が集まらない

 

うまくいかない原因

上記のようなお悩みの原因を探ると、以下のように様々なことが推察されます。

  • 「お客様の繫栄と社会課題の解決に貢献できるからこそ、自社も繫栄する」という顧客志向の欠如
  • 「言われたことを言われた通りにやればよい」という下請け体質から抜け切れない
  • 「良いものを作れば売れる」という自社都合の発想
  • 現状の引き合いの仕事に甘んじ、危機感が持てない
  • 各部門が自部門都合の発想になっていて全社で取り組めていない
  • お客様の課題に目を向けず自社ありき(売りたいものありき)の提案になる

 上記から、変革に対する意欲はあるものの、お客様や市場・社会に目が向かない内向きの発想や、「自社(や自分の環境)は誰かが良くしてくれる」という他律的で保守的な傾向が、変革につながらない原因と考えられます。

 

解決の方向性は?

市場起点の発想で、お客様と共にその先のお客様や市場・社会に向けたお役立ち(ソリューション)組織全体で共創できるようになることをご提案します。

 

変革のコンセプト

 
~ お客様と共に繁栄するために ~

市場起点の発想で組織の知恵と力を最大限に発揮する

「価値共創型 組織ソリューション」を実現する

 

価値共創型組織ソリューションとは

「自社商品・サービスありき」の発想で同質化競争をするのではなく、お客様と共に、その先のお客様(マーケット)の潜在需要を組織的に発掘してソリューションを共創し、より良い社会の実現に貢献することで、パートナー関係を築く取り組みのことです。

 

実現のための “ 3つの Change ”

① <Mission> 提供価値の再定義  自社がこれから提供する価値を明確にする

② <Relationship> ライバルが入り込めないお客様との強いパートナー関係の構築  「売った買った」の取引関係から、共にその先の市場に役に立ち、より良い社会を創る「共創のパートナー(取り組み)関係」へ関係性を進化させる

③ <Culture> ソリューション体制の構築と組織文化醸成  販売担当者の個人技で対応するのではなく、組織が四位一体となりベストソリューションを提供できる体制を創ると同時に、価値共創ができるマネジメントや組織文化の醸成を行う

 

 これまで これから 
 我々は「○○製造販売業」 Mission

 我々は「○○を通じた価値(ソリューション)共創業」

 自社中心の発想(自社業績の追求) Relationship  社会や顧客中心の発想(お客様成果の追求)
 デザイア(顕在ニーズ)対応発想 Relationship  ウォンツ(潜在ニーズ)への挑戦(発想)
 部分最適(自部門さえ良ければ) Culture  全体最適(社会・お客様・自社のwin-win-win)
 場当たり的実践(理念・ビジョン・戦略はお題目) Culture  戦略的思考(理念・ビジョン・戦略を一気通貫)
 個人技(個人の資質頼み) Culture  組織知・組織技(組織全体でレベルアップ)

 では、具体的にご紹介しましょう。

 

① <Mission>
提供価値の再定義

自組織のサービスコンセプトを再定義し、事業コンセプト→部門コンセプト→業務コンセプト へと連鎖を図ります。

 

② <Relationship>
お客様とのパートナー関係

お客様と共にその先の市場に役立つ価値をつくる唯一無二の「共創のパートナー関係」を構築します。

 

③ <Culture>
組織体制と組織文化醸成

市場からの情報をベースに、潜在ニーズの仮説を立て新たな価値を組織の連携で創り続ける体制構築と組織文化を醸成します。

 

変革のステップ

四位一体の「価値共創型組織ソリューション」を実現するには、自組織の状態に合わせて変革の設計をしていく必要があります。そのなかで、成功確率の高い代表的なステップをご紹介します。

スモールスタート

四位一体組織ソリューションの成功の核をつくる

  • 実態把握
  • 選抜メンバーによる取り組み(実験的行為)推進

 

取り組みの拡大

成功事例を拡大し今後の全社戦略推進の体制を整える

  • 選抜メンバーの取り組みのノウハウ化
  • マネジメント変革で実験的行為の範囲を拡大検証

 

全社本格展開

全社戦略として本格的な事業展開を定着させる

  • 全社戦略として社内外に取り組み宣言
  • 組織体制や制度しくみの再構築(共創体制&文化)

 

全ステップを通じて

  • 理念・ビジョン・戦略の一気通貫 / 組織体制の構築 / 動きを促進する制度やしくみづくり
  • 提供価値(お役立ち使命・パーパス)の明確化 / 自らお役立ちにチャレンジする社員づくりと組織文化醸成

 

変革に立ちはだかるカベ

念入りに設計図を描いて変革に取り組んでいても、必ずその前に立ちはだかるカベがあらわれます。このようなカベがあるというこをとあらかじめ知っていると、変革が停滞した時に冷静に手を打つことができます。また、これらのカベを想定して事前に対策をすることができれば、組織のメンバーも不安や反発を感じることなく、変革にまい進できる確率も高まります。

01

現状維持のカベ

うちの組織は今のやり方で何とかなる ← これからの組織ミッションを明確にし、変革の必要性を認識する

02

疑いのカベ

会社の都合でやらされている ← 個人のミッションと組織ミッションを統合し変革への火をつける

03

今は無理のカベ

今の社内リソースでは無理である ← 組織変革に向けた価値共創で、組織内(部門間)の関係性を変えていく

04

断りのカベ

お客様に提案しても断られる。市場に受け入れられない ← お客様との価値共創で、関係性を変えていく

05

失敗のカベ

失敗したくないからそこそこに取り組む ← チャレンジングな取り組みを推奨し、組織文化を変えていく

06

揺り戻しのカベ

取り組みが終わったら元のやり方に戻す ← 取り組みのを徹底的に継続することで組織文化を定着させる

カベを乗り越えた企業事例 (Coming Soon … )

ジェックと共に変革のお取り組みをし、変革を実現した企業事例をご紹介します。(近日公開。お楽しみに…)

 

お問い合わせ・ご相談

「価値共創型組織ソリューション」についてご関心がある方は、下記ボタンからお問い合わせフォームに移動しご要望をお寄せください。