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変革を阻む6つのカベ!/価値共創型組織ソリューションでお役立ちの実現<中>


四位一体での、価値共創型組織ソリューションを実現するための変革のステップと、それを阻む6つのカベをご紹介します。

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※動画の内容と、下のテキストの内容は同じです。


目次[非表示]

  1. 1.変革のステップ
  2. 2.感情が変革にブレーキをかける
  3. 3.変革を阻害する6つのカベ


前回は、価値共創型組織ソリューションを実現するために、自社の各部門が四位一体となってお客様と新しい価値を共創できるように変革をする。特にMission、Relationship、Cultureの3つのチェンジについてご紹介しました。今回は、変革のステップ変革を阻害する6つのカベについてご紹介します。



変革のステップ

今からご紹介する3つのステップが基本です。

  • ステップ1:スモールスタート 四三一体の組織ソリューションの成功の核を作る段階
  • ステップ2:取り組みの拡大 成功事例を拡大し今後の全社戦略推進の体制を整える段階
  • ステップ3:全社本格展開 全社戦略として本格的な事業展開を定着させる段階

また全てのステップを通じて、理念やビジョンの浸透や制度しくみの構築、自らお役立ち創造にチャレンジする社員づくりと組織文化の醸成を行います。




感情が変革にブレーキをかける

このようなステップに沿って変革を進めていきますが、シナリオ通りにはうまくいかないものです。なぜならば、人は感情の動物だからです。

どういった感情が邪魔をするのかというと「現状に満足しているから変わる必要が無い」という意味づけが見いだせない場合、



「今の自分の立場を脅かされるのではないか面倒なことは嫌」という自己保身や既得権益にしがみつく感情からくる場合があります。




変革を阻害する6つのカベ

そういった感情面からくる阻害要因をジェックではカベと表現しています。ここでは、代表的な六つのカベをご紹介します。


カベ名
チェンジ
乗り越え前
打ち手のポイント
乗り越え後
1
現状維持
Mission

うちの組織は今のやり方でなんとかなるだろう

これからの組織ミッションを明確にし、変革の必要性を認識する

組織のミッション実現のために変革をするのは、当然のことだろう

2
疑い
Mission

組織の都合でやらされている。組織にいいように使われているだけだろう

個人のミッションと組織ミッションを統合し変革への火をつける

組織のミッション実現は自分のミッションやビジョンの実現にもつながるだろう

3

「今は無理」

Relationship

今のリソースでは実現は無理。上が環境を整えてくれるまで待とう

組織変革に向けた価値共創で、組織内の関係性を変えていく

環境が整うのを待たなくても、組織で共創すれば新たな価値が生み出せるだろう

4
断り
Relationship

お客様に提案してもどうせ断られるから、これまでの提案で進めよう

お客様との価値共創で、お客様との関係性を変えていく

お客様とその先のお客様やより良い社会にむけた共創関係になれば選ばれるだろう

5
失敗
Culture

失敗したくないからそこそこに取り組もう

チャレンジングな取り組みを推奨し、組織文化を変えていく

挑戦した結果の失敗は組織の財産になるから、失敗を恐れずチャレンジしよう

6

揺り戻し

Culture

取り組みは一過性のもの。終わったら元のやり方に戻そう

取り組みを徹底的に継続することで組織文化を定着させる

とことんやり続けることが、お役立ちにつながりビジョンの実現につながるだろう


それぞれの状態に対して適切な手を打つことで、組織の変革が進みます。また、変革にはこういったカベがあることをあらかじめ想定することで、変革の停滞を極力少なくしていくこともできます。


組織の状態やメンバーの心情に寄り添って、メンバーが変革の主人公としてワクワクと取り組む状態を創っていきましょう。


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