
3つのチェンジ!/価値共創型組織ソリューションでお役立ちの実現<前>
ミッション、リレーションシップ、カルチャーの3つのチェンジで、価値共創型組織ソリューションを実現しましょう。
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※動画の内容と、下のテキストの内容は同じです。
目次[非表示]
- 1.価値を共創できる企業への変革
- 2.価値共創型組織ソリューションとは
- 3.3つのチェンジ
- 3.1.Mission ミッション
- 3.2.Relationship リレーションシップ
- 3.3.Culture カルチャー
価値を共創できる企業への変革
混沌とした社会情勢の中、企業は、より良い社会の実現につながる、これまでにない価値の創造が求められています。さらに、個人や個々の企業が価値の創造に腐心するのではなく、社会起点・市場起点の発想であらゆるステークホルダーと価値の共創ができる組織を目指す企業が増えています。特に顧客とは「売った・買った」の「取り引き」関係ではなく、より良い社会を共に実現する「取り組み」関係、つまり「共創のパートナー」関係が求められるのです。
以上を前提に、まずは組織内で各部門が連携共創し、価値共創型の組織ソリューションを顧客に提供することをご提案しています。
ご提案のコンセプト ~ お客様と共に繁栄するために ~ 市場起点の発想で組織の知恵と力を最大限に発揮する 「価値共創型 組織ソリューション」を実現する |
価値共創型組織ソリューションとは
価値共創型組織ソリューションとは、「お客様と共にその先のお客様や社会全体の潜在需要を組織的に発掘してソリューションを共創し、より良い社会の実現に貢献することで顧客とパートナー関係を築く取り組みのこと」です。
つまり自社は、例えば、技術開発、製造、販売、アフターサービスなどの各部門が四位一体となって連携し、お客様のソリューション、つまり問題解決をする。そしてお客様とも共創しながら、その先の市場や社会のお役に立つこのような取り組みで、繁栄し続けることを目指しています。
そのために、以下の3つのチェンジが必要です。
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Mission 提供価値の再定義 自社がこれから提供する価値を明確にする
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Relationship ライバルが入り込めないお客様との強いパートナー関係の構築 「売った・買った」の「取り引き」関係から、共にその先の市場に役に立ち、より良い社会を創る「共創のパートナー(取り組み)関係」へ関係性を進化させる
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Culture ソリューション体制の構築と組織文化醸成 販売担当者の個人技で対応するのではなく、組織が四位一体となりベストソリューションを提供できる体制を創ると同時に、価値共創ができるマネジメントや組織文化の醸成を行う
ではどのようにお役立ち道経営と結びついているのかをご紹介します。
3つのチェンジ
Mission ミッション
まずミッションは、役割使命や提供価値を再定義することです。
ここで大事なのは、組織のミッション、つまりお役立ち使命やお役立ちビジョンを創って共有するだけではなく、前提として一人ひとりのお役立ち使命やお役立ちビジョンがあるということです。なぜなら自分の実現したいことや強みの発揮が、この組織のお役立ち使命やお役立ちビジョンと結びついていると感じたら、自発的に組織のお役立ち使命やお役立ちビジョンの実現に取り組むようになるからです。これをエンゲージメントとも言います。
Relationship リレーションシップ
そして2つめのリレーションシップは、「お客様の先の市場」からお客様の課題を推察しソリューションを提供することで、ライバルが入り込めないくらいにお客様との強いパートナー関係を構築することです。
この動画の最初にも紹介しましたが、「取り引き」から「取り組み」つまり「共創のパートナー」として関係性を変えることがポイントです。では何を共創するのかというと、
- 価値創造のコンセプト ・・・ ステークホルダーと自社とで、価値創造のコンセプトを共創し、形になっている。そのコンセプトについて、ステークホルダーと自社のトップ to トップで合意している。
- 中⾧期の取り組みのシナリオ ・・・ コンセプトに基づいた、取り組みシナリオをステークホルダーと共創し、展開されている。成果創出のお役立ちができるよう、中長期の取り組みを必須とする。
- 価値共創に向けたPDCAの仕組み ・・・ 価値創造成果に向けたPDCAが、ステークホルダーと自社とで回るような仕組みを共創し、展開されている。
以上の3つを、お互いの強みで共創し実行し成果を出していくことで、唯一無二の関係性を築くことができるようになります。そしてこれはお客様だけでなく自社のステークホルダー全てと共創のパートナー関係を築くこともおすすめします。
Culture カルチャー
3つめのカルチャーは、組織のソリューション体制の構築と組織文化の醸成です。こちらの図のように、組織連携の体制を作ったとしてもうまく機能できないことも多々あります。
その正体が組織文化です。
お役立ち道経営では、「挑戦」「協調」「お役立ち」の3つの価値観とそれに基づく行動様式が、最も強い状態である「お役立ち道の文化」を目指しましょうと、お伝えしています。具体的には
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<挑戦> 自らの可能性を極め続け
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<協調> 社内やステークホルダーと共創し協働しようとし
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<お役立ち> 社会や市場の役に立とうとする
このような価値観とそれに基づく行動様式が根づいている組織のことです。
当然、四位一体で価値共創を進めていくには、この「お役立ち道の文化」は重要なファクターとなります。
このように組織を変革し、顧客や市場との関係性を変えていく場合、「お役立ち道経営」を参考にしてみてはいかがでしょうか。
次回は変革のプロセスをご紹介します。