
私が見つけた「お役立ち」と「自己肯定感」の関係
「私なんて…」と思ってしまうと、そこから自己肯定感を高めることは意外に難しいですね。そのような時に、自分の「お役立ち」を見直すことが効果的。
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「お役立ち」と「自己肯定感」の関係
― 入社3年目の“ゆらぎ”を乗り越えるために ―
はじめに:「私なんて…」と思う瞬間、ありませんか?
入社3年目という時期は、ある種の“ゆらぎ”を感じやすい時期です。
業務には慣れてきたけれど、成長している実感が薄い。
たとえば、製造現場や営業など“目に見える貢献”と比べて、自分の役割が曖昧に感じる
感謝はされるけれど、成果が数字で示しにくい。
そんな背景から、「私なんて…」という思いが浮かぶこともあるかもしれません。
自己肯定感とお役立ちの関係
心理的には、「自分には価値がある」と思える感覚(=自己肯定感)は、
- 自己効力感(やればできる)
- 自己受容感(できなくても自分を受け入れられる)
という2つの要素から構成されています。
この感覚は、目の前の人にお役に立てたという実感によって、自然と高まっていきます。
例えば、自己肯定感を高めた“小さな工夫やそれに関するありがとう”が身近なところにありませんか?
▪ 日報の書き方を改善する
対応記録を長文ではなく、箇条書き+要点中心の一言スタイルに変えたことで、「見やすい」「判断しやすい」と言ってもらった。
▪ 感謝の言葉をメモする
「ありがとう」「助かりました」など、かけてもらった言葉をメモしていくと、なんか、その日を嬉しく過ごせた。
▪ 業務連絡を“つなぐ言葉”にかえてみる
ただ必要な情報を相手にお知らせするのではなく、相手が動きやすいよう配慮や補足を添えることで、自分が“信頼の潤滑油”になれたような気がした。
自分だけの「お役立ちイメージ」を再設定しよう
自分の行動に意味づけを与えるためには、以下の観点で自分の「お役立ち」を再確認することが効果的です。
どのような瞬間が嬉しいか? 例:感謝された時、安心してもらえた時
誰にどのように役立ちたいか? 例:製造現場とお客様をつなぐ存在になりたい
どのような貢献者でありたいか? 例:現場がスムーズに動くきっかけをつくる人
このように考えると、「あれもやろう」「これもやろう」とわくわくしませんか?
まとめ:「“私なんて”を脱いで、“私だから”を着よう」
感謝の言葉、小さな工夫、誰かの役に立てた実感。
それらはすべて、自分の存在価値を確認できる手がかりです。
仕事は、評価だけで測るものではなく、誰かに貢献できたという実感の積み重ねでこそ、深く続けられるのです。
今年の夏は、
「私なんて…」という服を脱いで、
「私だから」できるお役立ちを、堂々と着て歩いていきませんか?
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