「お役立ち道」って何?
当サイトの名前でもある「お役立ち道(どう)」。
聞いたことがある方も、初めて聞いたという方も、いらっしゃると思います。
自分らしく “はたらく” を謳歌するために、まずは「お役立ち道」とは何かを知ってください。
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「お役立ち道」って何だろう
「お役立ち道」という言葉を聞いて、どのように感じますか?
そんな言葉聞いたことないな、「役に立つ」とか「お役立ち情報」といった言葉を耳にしたことはあるけど…。
「お役立ち道」は、「おやくだちどう」と読みます。ジェックの造語で、誰もが持っている「誰かの・何かの役に立ちたい」という気持ちや意思に目を向けて、自分のお役立ちを見つけていくということなんです。
これをみると、なんだか堅苦しそう、自分には関係ないや、と思う方もいるかもしれませんね。
でも、「誰かの・何かの役に立ちたい」という気持ちは、人間だれもが持っているものなんです。
今まで考えたことがないなぁ
誰もが持っている、と言われても、「お役立ち」なんて考えたことないなぁと思いました?
例えば、自分が何気なくやったことに対して周りの人から「ありがとう」と言われて、嬉しく感じた経験はないですか?
取り忘れたらしいコピーを持って行った時や、電車やバスの中で落とし物を拾って渡したりした時とか。
チームで取り組んできたことがうまくいった時、自分はアシスタント的なことしかしていないのに、周りから「〇〇さんが・・・をしてくれたから」と言われたり。
例えそのことに自分ではあまり気づいていなくても、感謝されるということは何らかの形で役に立っているということなんです。
「お役立ち」ではなくて「おやくだち “道” 」?
そして、「お役立ち」ではなくて「お役立ち道」なんです。
単に「お役立ち」ではなく、「お役立ち道」としているのは、剣道や柔道、華道、茶道などと同じように、一人ひとりがその実現のために自分自身を磨き続け、究めていくという意味をこめています。
一人ひとりの心の中には「何かの役に立ちたい」「役に立つことが嬉しい」といった「お役立ちの意識」があって、人に対してだけではなく、組織に対しても、あるいは環境や自然に対してもそういう意識を誰もが持っている、この自分の中にある意識に気づいて、それを拡げていきましょうというのが「お役立ち道」です。
今だからこそ「お役立ち道」
ここ数年、海外でも日本でもSDGsに注目が集まっています。現在の暮らしや環境に目を向けるとともに、次の世代のために、まさに持続可能な取り組み、行動を多くの人が始めています。
しかも、国や組織が先頭に立つばかりでなく個々人の活動が集まって大きな動きになっています。
SDGsという取り組みを知って、興味を持ち活動を始めた人もいるでしょう。何気なく買ったものが、実は経済状況が厳しい国の女性たちの稼ぎになっていることを知って興味をもった、という場合もあるでしょう。
それが一過性で終わらずこれだけ大きなうねりになっているのはなぜなのか、世界中の人たちがこの考え方に賛同し行動をしているのはなぜだろうと考えてみると…。
やはり誰の中にも、根底には誰かの何かの役に立ちたいという気持ちがあって、それが、経済環境や自然環境など世界的な問題を知ることと結びついて、次の世代のためにという行動になっているのではないでしょうか。
自分にできるかな…
私なんて何の役にも立っていないとか、〇〇さんはすごいなそれに比べて自分は…、などと考えているときって元気が出ますか?出ないですよね。
逆に、自分は〇〇の役に立っていると思えたらどうでしょう?
じわじわと元気が出てきませんか。そうなんです。自分は役に立っていると感じられると、役に立つための知恵や、役に立つためのパワー(やる気)が出てくるんです。
やる気があると、いろいろ行動する。それがまた、誰かの何かの役に立つ。
この繰り返しで、ますます「役に立ちたい」気持ちが強く大きくなってきます。
この違いは、役に立ちたい気持ちは誰にでもあることを知っていて、自分のお役立ちの意識に目を向けているかどうか、です。
でも、日常ではいろいろなことが起こって、それは楽しく嬉しいことばかりではない、それが積み重なると、人は自分が役に立っていて価値ある人間だということを忘れてしまいがちです。
だから、誰にでも役に立ちたい気持ちを持っているとか、「お役立ち道」ということをお伝えしています。
自分の「お役立ち」って何だろう?
自分のお役立ちって何だろう、そう考え始めたあなたはもう「お役立ち道」探求者です。
自分の強みとは何だろう。役に立つためには、こういうことを身につけたい。そうやって自分と向き合った人と人がつながっていったら・・・どんな世界になるんでしょうね。
自分らしさを発揮しながら、これから一緒に「お役立ち道」を歩んでいきましょう。