
応援するだけでがんばれる/スポーツの話
こんにちは。お役立ち道ねっとスタッフのたま🦩です。
10月の「おや8く9だちどう10Days!(10/8-10)」。
先月の読書の秋に続いて、スポーツの秋。
日頃スポーツとは無縁のお役立ち道ねっとスタッフ3人が、スポーツについて熱く語ります。
果たして語れるのか!? 語れないのか!?
異色の挑戦 ~小林香菜選手~2025年、東京世界陸上の熱狂
2025年9月14日、東京で開催された世界陸上の女子マラソン。
注目を集めたのは、小林香菜(大塚製薬)の堂々たる走りでした。
「もうどうなってもいいと思った」
そう語るほど過酷なレースを耐え抜き、彼女は日本勢トップの**7位(2時間28分50秒)**でゴール。
大学時代はマラソンサークル出身。競技エリートとは一線を画すキャリアで、世界の舞台へと挑んだ姿勢に多くの共感が集まりました。
『陸王』のあきらめない魂と挑戦
TBSドラマ『陸王』(2017)は、老舗足袋業者「こはぜ屋」がランニングシューズ開発に挑戦する物語。
『陸王』の主人公・宮沢社長率いるこはぜ屋は、百年続いた足袋屋。かつては隆盛を極めたものの、時代の波に押され、経営は逼迫していました。
そんな中で彼らが選んだのが、「走る足袋=マラソンシューズ」の開発という未踏の挑戦です。
この物語が私たちに教えてくれるのは、「独りでは実現できない夢も、協力者とともに夢を追いかければ、道が拓ける」ということです。
さらに、怪我に苦しんだランナーが挑戦する姿と自らを重ね、「同じ苦しみや喜びを共にする」。
こはぜ屋の社員、家族、熟練技術者、銀行員、カリスマシューフィッターが一丸となって改良を続けていく過程は、まるでゴールに向かってマラソンを一緒にしている姿を演出しています。
そして、それぞれがバラバラの立場でありながら、**“お互いに信じ、共に未来を描く”**ことで、奇跡は現実のものとなっていったのです。
スポーツが共感を呼び、原動力につながる
小林香菜選手や『陸王』に、私たちは、自らの在り方やビジネスや組織の在り方を重ねています。
ただ、シンプルに応援するだけでも、なぜか自分も頑張れるような気がするのはスポーツの力です。
私たちは今、AIやDXが進む社会に生きています。効率化され、合理化された時代だからこそ、“人間らしさ”が価値になる時代とも言えます。
小林香菜選手の走り
『陸王』の物語
これらに共通するのは、「自分を信じて、走り抜くこと」。
限界の中で問い直す。「自分はなぜ、これをやっているのか?」
この問いに答えを持てる人・組織が、未来を切り拓いていくのです。
🏋️♂️共に創ろう私たちの未来を