
価値創造へのチャレンジ!/リーダーのためのお役立ち道の文化づくり実践ガイド【第8話】
お役立ちビジョン実現を目指すときに、指示待ちのメンバーはもういらない。
自由にのびのびと価値創造にチャレンジしてほしい。
でも、あなたのマネジメントが、メンバーを指示待ちにしているかも!?
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※動画の内容と、下のテキストの内容は同じです。
リーダーである皆さんは、お役立ちビジョン実現に向けて、メンバーが自発的に活き活きと仕事をしてくれたらいいのにな、と思っているのではないでしょうか?でも実際は、指示待ちだったり、言われたことだけを粛々とこなしていたり、決まったことの伝達が中心のコミュニケーションだったりと、なんだか自分が思い描いているチームじゃないなあとジレンマを感じていたりしませんか?
それはもしかすると、あなたのマネジメントが原因かもしれません。
今回は10のマネジメント機能の中の「④実験的行為の奨励」「⑤共創型コミュニケーション」「⑥コンセプト創造」についてご紹介し、価値創造にチャレンジできるチーム作りのポイントをお伝えします。
実験的行為の奨励
過去からの発想か? 未来からの発想か?
実験的行為の奨励とは「戦略に沿った実験的行為を奨励する」ことを言います。
前回、「貢献の意思決定」というマネジメント機能をご紹介しました。戦略には、「何に役立つのか」の貢献の意思決定と、社内資源をどこに集中させるかが盛り込まれています。

そして、戦略に沿ったチーム活動を行うことで、自組織のビジョン実現、更にはより良い社会の実現につながります。
その時に、過去のデータを分析して正解を探すことよりも、情報を活用し未来に向けた仮説を立て、その実行と検証を繰り返していくことが必要です。このことを実験的行為と言います。

実験的行為が進まない!?
ところが、チャレンジ行動を起こすことに抵抗感を感じたり、必要以上に失敗を恐れたりなど、実験的行為を躊躇するチームの雰囲気があれば、お役立ちビジョンを実現できません。リーダーとして新しいことへのチャレンジを奨励し、惜しい失敗を称賛するというチームづくりをしていきましょう。
「実験的行為の奨励」マネジメント実践チェック!
では「実験的行為の奨励」のマネジメントチェックをしてみましょう。
- 「まずやってみる」を組織の共通の価値観にできているか?
- 「惜しい失敗」に対し、リーダーやメンバーから称賛を贈られる工夫をしているか?
- 「失敗」から学び、次の新たなチャレンジにつなげるよう動機づけているか?
共創型コミュニケーション
win-win-win のスタンス
共創型コミュニケーションとは「価値を共創するコミュニケーションを促進すること」です。
より良い社会をつくるために、社内やお客様をはじめとするあらゆるステークホルダーと、それぞれの専門性を活かし知恵を出し合いながら新たな価値を共創する時代です。
その時に大事なスタンスがwin-win-win です。目指す仲間が増えてもその構造は変わりません。

そして、向かい合わせの関係ではなく、同じ方向を見て共に考え歩む関係として、お互いの存在や志を尊重し信頼関係をつくることも心掛けましょう。
Yes, and …
創発を行うときは、「Yes, and …」を心掛けましょう。
相手が出したアイデアに対してまず「Yesいいね!」と言って、肯定的に受け止めます。ここまでなら、できる人はたくさんいます。次に続く言葉がつい「butでもね」となっていないでしょうか?良かれと思って相手のアイデアの足りないところを指摘しようとした結果、相手は否定されたと思って「もうアイデアなんて出したくない」と思うかもしれません。特に経験豊富な私たちリーダーは、相手のアイデアの足りないところや難しさなどをすぐに判断してしまって指摘する傾向があるということを自覚しなければなりません。

そこで、「いいね!」と受けた後、「andさらにね」と続けて、相手のアイデアに、自分のアイデアを上乗せして伝えます。相手もさらにアイデアを上乗せします。このように、一つのアイデアをお互いの発想の違いや専門知識やスキルの観点で上乗せし合うことで、思いもよらない価値あるものが生まれる可能性もあるのです。またお互いを尊重し多様な考え方を楽しむこともでき、信頼関係も深まります。

まずリーダーであるあなたからそしてチーム全員がYes and のコミュニケーションができるようにしていきましょう。
「共創型コミュニケーション」マネジメント実践チェック!
では「共創型コミュニケーション」のマネジメントチェックをしてみましょう。
違いに興味をもち、受け入れているか?
共通目標(お互いに目指す姿)を統合しているか?
「Yes, and …」で、アイデアを膨らませているか?
コンセプト創造
創りたい価値の方向性をわかりやすく表現する
コンセプト創造とは「取り組みの目的をコンセプト化し、コンセプトに沿った活動をすること」です。
実験的行為を奨励し、共創型コミュニケーションで価値創造に取り組もうとするときに、皆で創り上げる価値の方向性をわかりやすく表現したものをコンセプトと言います。
例えば、このシリーズのコンセプトは、「お役立ち道経営をチームに取り入れ実践したいリーダーに向けて、チームの組織文化を『お役立ち道の文化』にするためのマネジメント手法を伝えるコンテンツ」です。マネジメントの手法は様々あります。ですが、このシリーズは、「お役立ち道の文化」を創るためのマネジメント、つまり、10のマネジメント機能に絞ってお伝えしています。このコンセプトが明確ではないと、「あのマネジメントもこのマネジメントも紹介しないと、マネジメント記事としては十分ではない…」となってしまい、膨大なコンテンツになってしまいます。
このようにコンセプトを決めることで、「誰にどのような価値を提供するのか」が絞られ、全ての行動がお役立ちの成果に結びつくようになります。コンセプトは商品や制作物イベントだけではなく、取り組みすべてに対して創って共有し、判断の規準とすることをお勧めします。ジェックでは、お客様毎に「お役立ちコンセプト」を創り、「お客様にどうなっていただきたいのか、そのために私たちは何に集中して貢献するのか」をコンセプト化して組織で共有し、さらに、年に一度進化させています。
「コンセプト創造」マネジメント実践チェック!
では「コンセプト創造」のマネジメントチェックをしてみましょう。
- 何かに取り組む際、「誰に」「どんな価値を提供するのか」が盛り込まれたコンセプトを創る習慣があるか?
- コンセプトは、「お役立ち」「より良い社会づくり」につながる内容か?
- コンセプトを判断基準とした行動をとっているか?
いかがでしたか?

次回は、「信頼の規範向上」「独創的人材育成」「従業員配慮」です。
💛お役立ちの想いをあらわそう

















