
全体最適の視点とは?/リーダーのためのお役立ち道の文化づくり実践ガイド【第10話】最終回
チームや組織全体のお役立ちビジョンを実現するためにも、「高志・長期・大局・根本」の全体最適で物事を考え判断していきましょう。
リーダーは経営者の視座で、メンバーはリーダーの視座で、考え判断できるようになると、自チームの利益や成果だけにとらわれず、本来の目的であるお役立ちビジョンの実現につながりやすくなります。
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※動画の内容と、下のテキストの内容は同じです。
これまでお役立ち道の文化をつくるためのマネジメントについてご紹介してきました。

今日は、10のマネジメント機能の最後、「全体最適化」についてご紹介します。
全体最適化
部分最適の弊害
全体最適とは、「高志、長期、大局、根本の視点」で、成⾧と成果を進化させることです。
全体最適とは、自チームの利益や目先の対応など、部分的な視点で判断するのではなく、そのために組織全体や全ステークホルダーをも視野に入れて、全体として最善・最大の成果が出せるようにすることです。さらに変化に応じて最善・最大の成果を出し続けるチームになるように管理し、進化させることも必要です。
なぜ全体最適の視点が必要かというと、個々や部分において最善であっても、それぞれの立場や視点が異なることで連携が取れず、組織全体としての相乗効果が発揮できないどころか、組織の成果や進化を阻むことになるからです。これを部分最適といいます。
一段高い視座に立つ
全体最適の判断基準になるのが、チームや組織全体の「お役立ちビジョン」の実現であり、その先のお客様や社会がより良くなることにつながっているかということです。
そのために、
- 高志:高い志を持って
- ⾧期:先のことまで考えて
- 大局:物事の全体を見渡して
- 根本:物事の本質を見極める
ようにしていきましょう。
それは一段高い視座、つまりリーダーであるあなたは、部門全体や組織全体の経営者の視座に立つことで見えるものが変わってきます。これを私たちは、「経営者の発想の丘に立つ」と言っています。

そして、「高志、長期、大局、根本の視点」は、リーダーであるあなただけではなく、メンバーの発想力も磨いて、一段高いリーダーの視座に立ってものごとを考えるようにさせましょう。
メンバーが、リーダーの指示命令を受けて業務を遂行できるチームよりも、メンバー自身がリーダーと同じ視座で考え行動するようになると、リーダーとベストパートナーとなってより大きなお役立ちの創造ができるようになります。

もちろん、チームや組織全体のメリットだけでなく、メンバー自身のお役立ちビジョンを実現するためにも役立つでしょう。
「全体最適化機能」マネジメント実践チェック!
では、「全体最適化機能」のマネジメントチェックをしてみましょう。
- 本来の目的(お役立ちビジョン)創出を忘れず、短期・中期・長期の成果創出のバランスをみている
- 自チームに多少の不利益が予測されても、周りにとってそれ以上のメリット(その先のお役立ち)が考えられれば、そちらを選択する
- 一段高い視座で物事を考え判断するのと同時に、メンバーにもリーダーの視座で考えさせている
まとめ
当シリーズでは、10回に渡って、「お役立ち道の文化をつくるマネジメント」についてご紹介してきました。

挑戦、協調、お役立ちの軸を、このシリーズでご紹介したマネジメントを通じて高めていきましょう。
そして私たちリーダーは、チームとして成果を出す責任があるのと同時に、メンバーのお役立ちイメージを育て、ビジョンの実現を支援する責任もあります。そうすることで、メンバー自身が一段高い視座に立って自分のお役立ちビジョンの実現と同時に、チームや組織全体のお役立ちビジョンの実現や、より良い社会づくりに自発的に取り組むようになります。

そんなメンバーを育て、最強のチームとして、「お役立ちの創造」にチャレンジしていきましょう。
おわり
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