自分ならではのお役立ちを言葉であらわそう/お役立ちイメージ作成ガイド【第4話】
お役立ちイメージとは「自分らしい役立ち方をあらわしたもの」で、「お役立ちイメージシート」を使って、下記の手順で作成します。
- 1)お役立ちの源泉の発見(base)
- 2)お役立ち使命の確立(mission)
- 3)お役立ちビジョンの構築とその具体化(vision & what to do)
前回、「お役立ちの源泉」は発見できましたか? 少しでもワクワクの素が見つかっていたらうれしいです。今回は「お役立ち使命の確立」です。
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目次[非表示]
自分の状況を整理する
早速、自分ならではのお役立ちを言葉にしていきましょう。「お役立ちイメージシート」の、緑のゾーンを使います。
お役立ちイメージシートをダウンロードする(当ページの下部に移動します)
base、will、can、mustに沿って考えを整理して、あなたのミッション、つまり「私はどのように役立ちたいのか」をあきらかにします。
下図の番号の順に解説します。
1)前回考えた自分の「お役立ちの源泉」と「強み」「感謝のもと」を、シートの①と③(図の①③欄)に転記する
2)やりたいこと実現したいことを考える(図の②欄)
〔着眼点〕
- 世の中がどんなふうになるとうれしいか?
- 周りがもっとこうだったら…
- なぜ今の仕事を選んだのか?続けているのか?(組織や職務の好きなところ)
このことを通じて、どんな情況を創りたいか、どんなより良い社会になったらよいかを考えていきましょう。
3)所属している組織の理念や、その組織からあなたが期待されていることをまとめる(図の④欄)
理念は、例えば会社の「経営理念」などですが、「経営理念」としてまとまっていなくても、「社会に対してどういう風に役立つ会社なのか」を文章化したものや、その組織のトップが訓示などで常々言っていることでもいいですね。
もしあなたが組織に属していないなら、一緒に何かをする仲間同士が目指していることは何かを書いておくといいでしょう。
自分らしいお役立ち使命を考える
以上①から④までまとめたら、その接点は何かを見つけて、ミッション、つまり「お役立ち使命」として言葉にしていきましょう(図の⑤欄)。
大切なのは、base、will、can、mustのどれも、捨てたりあきらめたりすることが無いよう、接点をみつけていくことです。すぐにまとまらなくてもかまいません。根気よく考えていきましょう。
お役立ち使命をかみしめる
そして、言葉が決まったら、次のように自問自答してかみしめてみましょう。
- 「ワクワクするか?」
- 「強みが活かせそうか?」
- 「この組織・この仲間と一緒にやりたいことか?」
ドンピシャでしっくりくることに越したことはありませんが、1度でそんなことはめったにありません。60%くらいでかすっているなと感じたら、次に進みましょう。全くしっくりこないようなら、もう一度考えてみましょう。
次回は、さらに具体化して行動に移すための準備をしていきます。
★「お役立ちイメージシート」をダウンロードする
「お役立ちイメージシート」は下記からダウンロードできます。(無料・個人情報登録無)
ダウンロード前にお読みください >> 著作権について(お役立ち道ねっと内ページ)
「お役立ちイメージシート」をダウンロードする(PDFファイル 507KB)
★お役立ちイメージ作成ガイド コンテンツ一覧
お役立ちイメージ作成ガイド(本編) 第2話 お役立ちイメージの構造を知ろう |
お役立ちイメージ作成ガイド(番外編) 第1話 パーパスと SDGsと お役立ちイメージと 第2話 お役立ちの源泉を「対話」で発見 第3話 あずきの「お役立ちイメージシート」大公開 第4話 経営人材(ビジネスリーダー)とお役立ちイメージ 第5話 チームビルディングとお役立ちイメージ |