パーパスと SDGsと お役立ちイメージと/お役立ちイメージ作成ガイド【番外編1】
お役立ちイメージとは、「自分らしい役立ち方をあらわしたもの」だとご紹介しました。
誰かの・何かの役に立ちたいという想いを形にしていくということは、最近関心が高まっている社会との関わり・社会への貢献とつながっています。そういったなかで、本編第1話でも少し触れた、「パーパス」や「SDGs」という言葉を聞くことも多くなってきました。「お役立ちイメージ」との関係性について、整理をしてみましょう。
番外編は、エバンジェリストのえんどうがガイドします。
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目次[非表示]
- 1.パーパス
- 2.SDGs
- 3.お役立ちイメージ
- 4.★お役立ちイメージ作成ガイド コンテンツ一覧
パーパス
「パーパス」は、その人や組織の「存在意義」をあらわしたものです。
「社会の一員として、私は一体何者なのだろう」。そういう、もやもやっとした自問自答に対して、自分のパーパス、つまり存在意義を見出すことで明るい道が拓けていく、とても素敵な考え方です。「お役立ちイメージ」もほぼ同じ意味と考えています。
ただ、「お役立ちイメージ」は「お役立ち」という言葉で表現しているように、「どのように役立っているときが私は充実しているのか、うれしいのか」、つまり「自分らしい役立ち方は何か」という点をクローズアップしていますので、比較的考えるきっかけになりやすいと感じています。
SDGs
SDGs(エスディージーズ)という言葉もよく聞きますよね。このようなロゴやアイコンを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
SDGs Sustainable Development Goals
2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」のこと。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っている。
参考:JAPAN SDGs Action Platform(2022年6月2日閲覧) ※外務省のページに遷移します。
SDGsは、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」のことで、「地球上の誰一人取り残さない」ことを誓っています。2015年に打ち出された当初は、政治や企業がやることという捉え方が多かったかなと思います。私もそうでした。ところが、ここ数年で急速に身近な言葉として我々の生活に浸透してきました。
その背景として、世界には、感染症の拡大や、地球温暖化、国際紛争、格差社会など、さまざまな問題があふれています。一方で、科学技術の発達により、多くの人とつながって新しい価値を共創できる時代になってきました。
「私も、誰かのため、地球のために、何か貢献できないかな」そう考える人が増えています。
だからこそ、世界共通の目標であるSDGsに関心が高まっているのではないでしょうか。
お役立ちイメージ
このように、より良い社会をつくる一員になりたいと思った時に、自分自身の「お役立ちイメージ」があると、どういう風に役立っていこうかということを考えやすくなるのです。
小さなお役立ち、大きなお役立ち、身近なお役立ち、地球全体へのお役立ち。
人によってお役立ちはそれぞれ違います。この多様なお役立ちがあるからこそ、よりよい社会、つまり誰もがその人らしい暮らしを謳歌できる社会の実現につながるのです。
そして、私たち一人ひとりが、その社会をつくることに参画し新たな価値を共創する。自分の強みで楽しみながら貢献ができるようになるのです。考えるだけでも楽しいですよね。
今回は、パーパスと、SDGsと、お役立ちイメージについて整理をしてみました。
あなたらしいお役立ちイメージをつくるために、本編もぜひ見てくださいね。
★お役立ちイメージ作成ガイド コンテンツ一覧
第1話 お役立ちイメージって何? 第2話 お役立ちイメージの構造を知ろう 第3話 お役立ちの源泉を発見しよう 第4話 自分ならではの「お役立ち」を言葉であらわそう 第5話 お役立ちを具体化して行動にうつそう 第6話 自分らしい「お役立ち道」を歩んでいこう 第7話 社会をより良くする自分らしい役立ち方 |
第1話 パーパスと SDGsと お役立ちイメージと 第2話 お役立ちの源泉を「対話」で発見 第3話 あずきの「お役立ちイメージシート」大公開 第4話 経営人材(ビジネスリーダー)とお役立ちイメージ 第5話 チームビルディングとお役立ちイメージ |