お役立ちの源泉を「対話」で発見/お役立ちイメージ作成ガイド【番外編2】
本編の第3話でご紹介した「お役立ちの源泉」の発見では、「お役立ちイメージシート」を使って発見していきました。本編の第2話で、「お役立ちイメージシート」を使うほかにも、自分自身による探求、対話、グループワークなど、いろいろな手法があるとお伝えしました。
今回はその中でも、「対話」による「お役立ちの源泉」の発見をご紹介します。
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対話とは
対話とは、「向かい合って話し合うこと。また、その話(goo辞書-デジタル大辞泉/小学館 2022/6/10閲覧)」のことです。対面やオンラインなどで、直接コミュニケーションを取ることをいいます。
今回ご紹介する「対話」は、上司と部下の関係にある、仕事上での「対話」です。最近では、「1on1(ワン オン ワン)ミーティング」とも言いますね。
対話の機会は沢山あり、日時を決めて行う対話もあれば、日常的に発生する対話もあります。
その目的は、
- メンバーの状況の把握や育成
- 仕事の進捗確認や問題解決
- アイデアの創発
など、さまざまです。
これらの対話によって、お互いの信頼関係を築き、更には、上下の関係を超えた「価値を共創するパートナー」になることができるのです。
対話のシーンを見てみよう
今回ご紹介する対話は、以下のケースを想定し実施しています。
私は、最近、仕事の成果が思うように出せず、伸び悩みを感じています。 ある日リーダーから「お役立ちについて語ろう」と言われ、話をすることになりました。 「ああ。成果が出ていないことを、ぐりぐり・ねちねちと言われるのかなぁ…」と、憂鬱な気持ちでいっぱいです。 |
このような状況で、どのような対話が行われるのでしょうか。
対話のシーンについては、このページの上部にある動画の2分20秒あたりから6分40秒あたりまでをご覧ください。(当対話は、株式会社ジェック eラーニング 「メンバーの可能性を引き出す 実践 対話力向上講座 第4章-1」より引用しました。 ※ジェックサイトに移動します)
いかがでしたか?
日ごろ考えていなかった、自分が夢中になったことや、その時に果たしていた役割に気づいていましたね。今後の仕事に活かせるでしょうか。
対話による「お役立ちイメージ」探求のメリット
このように対話の良いところは、自分でも気づかなかったことを質問で引き出してもらったり、第三者の目線でアドバイスをしてもらえたりすることです。
「お役立ちイメージシート」で中々整理が進まず悶々としてしまう場合は、上司だけでなく同僚や友人などに声をかけて、対話をしてみてはいかがでしょうか。
今回は、対話のワンシーンをご紹介しました。
あなたらしいお役立ちイメージをつくるために、本編もぜひ見てくださいね。
★お役立ちイメージ作成ガイド コンテンツ一覧
第1話 お役立ちイメージって何? 第2話 お役立ちイメージの構造を知ろう 第3話 お役立ちの源泉を発見しよう 第4話 自分ならではの「お役立ち」を言葉であらわそう 第5話 お役立ちを具体化して行動にうつそう 第6話 自分らしい「お役立ち道」を歩んでいこう 第7話 社会をより良くする自分らしい役立ち方 |
第1話 パーパスと SDGsと お役立ちイメージと 第2話 お役立ちの源泉を「対話」で発見 第3話 あずきの「お役立ちイメージシート」大公開 第4話 経営人材(ビジネスリーダー)とお役立ちイメージ 第5話 チームビルディングとお役立ちイメージ |