
人間関係でモヤっ。乗り越え実践ワーク ~職場の同僚と“ほどよい距離”でいられるには~
「職場の人間関係に悩むことはありませんか?」「同僚との距離感って、意外とむずかしい」
そんな悩みを解決する手段はあるかも。だけど、まず、“自分の気持ち”に気づくって大事かもしれないですね。
はじめに:「空気読んでるだけ」って悪いこと?
職場の同僚にこう言われた経験、ありませんか?「ひなたって、空気読むよね~。黙ってるけど、なんかうまくやってる感じ(笑)」
その場ではヘラッと笑ってごまかしたけど、なんか引っかかってる。
「私、ちゃんと考えてたんだけどな」
「意見がなかったわけじゃないんだけど」
「…でもあの場で言うの、ちょっと怖かったんだよな」
でも、その言い方(「なんかうまくやってる感じ」)はないんじゃない?
その一言に、何とも言えないモヤっと感…。でも何がそんなに引っかかったのか、自分でもよく分からないし、うまく言えない。
今回は、そんな“小さなモヤ”を「お役立ち道」の視点から見つめてみます。
モヤっとの正体を探る:「空気を読んで黙ってた」だけ?
その時の自分の気持ちは何だったのでしょう?
- 「場を乱したくなかった」
- 「ちゃんと考えてなかったと思われたくなかった」
- 「傷つけたくなかったし、傷つきたくなかった」
そう、実はたくさんの“思いやり”と“自分なりの考え”があった。
でも、それが“沈黙”になった時、周りからは“何も考えてない人”に見えてしまうことも。
お役立ち道で問い直す:「私は、どんな“関わり方”をしたかった?」
①小川ひなたの実践:
「昨日、実は言いたいことあったけど、言い出せなかっただけなんだ」
「今度、少しだけ言ってみてもいいかな?」
→同僚:「えー、ひなたの意見聞きたかったよ!逆に助かるわ(笑)」
▶ 沈黙の向こうにある“思い”を、少しだけ言葉にしてみたら、空気が変わった。
②実践ワーク:自分らしい“適切な距離”の描き方
ステップ内容
① モヤを思い出す最近「うまく返せなかった」「何も言えなかった」→場面を書き出す感情の起点を整理
② なぜ黙っていた?その時「守りたかったもの」は何?→本音と役割の発見
③ お役立ち視点に変換その時「本当はどんな風に関わりたかった?」→貢献視点への転換
④ 小さな一言にするもし次に同じ場面があれば、何と言ってみたい?→行動の具体化
今日の問いかけ
「“黙ってるだけ”だった場面に、あなたはどんな想いを持っていましたか?」
そして――
「“自分らしい一言”を用意しておくとしたら、どんな言葉になりますか?」
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