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自分らしい「お役立ち道」を歩んでいこう/お役立ちイメージ作成ガイド【第6話】


みなさん、自分らしい「お役立ちイメージ」は見つかりましたか?

今回は、「お役立ちイメージ」を描いた後、どのように「道」を究めていくのかをご紹介します。


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目次[非表示]

  1. 1.すぐに実施すること
    1. 1.1.1.短期計画を立てる
    2. 1.2.2.スキルアップ計画を短期計画に組み込む
    3. 1.3.3.誰かと「お役立ちイメージ」を共有し、協力者や同志を見つける
    4. 1.4.4.PDCAを回しながら実践する
  2. 2.実践するときに意識をすること
    1. 2.1.1.どんな業務でもその先の「お役立ち」を考える
    2. 2.2.2.自分の可能性を信じる
    3. 2.3.3.自分らしさで周りに良い影響を与える
    4. 2.4.4.相手を共創のパートナーとして尊重する
    5. 2.5.5.自分と組織の「お役立ちイメージ」の両立を図る
  3. 3.「お役立ちイメージ」を進化させ続ける
  4. 4.★「お役立ちイメージシート」をダウンロードする
  5. 5.★お役立ちイメージ作成ガイド コンテンツ一覧



すぐに実施すること


「お役立ちイメージ」ができたら、すぐに実施することをご紹介します。それが、以下の4つです。

  1. 短期計画を立てる
  2. スキルアップ計画を組み込む
  3. 誰かと共有し、協力者・同志をみつける
  4. PDCAを回しながら実践する

一つひとつ確認をしていきましょう。


1.短期計画を立てる

「お役立ちビジョン」の構築では、長期・中期・短期の取り組み構想をまとめました。

さらに、「今日から何をするか」という行動計画にまで落とし込んでいきましょう。

特に、今の仕事とどう関連性を持たせるのか、今の仕事を通じて実践できることは何かを考えて計画しましょう。


2.スキルアップ計画を短期計画に組み込む

「お役立ちイメージ」に基づいて新しい自分にチャレンジするためには、新しいスキル、新しい行動も身につけていきたいですね。

そのためのスキルアップ計画も、組み込んでいきましょう。


3.誰かと「お役立ちイメージ」を共有し、協力者や同志を見つける

一人で想いを抱えているより、誰かと共有することで協力者が見つかったり、一緒に同じ方向を目指す仲間が見つかったりします。

上司や同僚、友人、家族、誰でもかまいません。自分の「お役立ちイメージ」と計画をぶつけてみましょう。


4.PDCAを回しながら実践する

PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(振り返り)、Action(修正)の、実践サイクルのことです。

PDCA

短いスパンでPDCAを回して「お役立ちイメージ」とぶれていないか、「お役立ちイメージ」にどれだけ本気になれたかなど、点検しながら実践しましょう。



実践するときに意識をすること


次に、実践する時に意識をすること・心構えについて、以下の5つをご紹介します。

  1. どんな業務でもその先の「お役立ち」を考える
  2. 自分の可能性を信じる
  3. 自分らしさで周りに良い影響を与える
  4. 相手を共創のパートナーとして尊重する
  5. 自分と組織の「お役立ちイメージ」の両立を図る


1.どんな業務でもその先の「お役立ち」を考える

自分にとって「お役立ちイメージ」と直結しそうにない業務や、ともすると雑用と思える業務にも意味があります。この業務は、どんな風に役に立つのかを考えて、工夫を重ねてみましょう。

また、この業務の先が、どんなお役立ちにつながっているのかも考えてみましょう。

石工の話


2.自分の可能性を信じる

これまでの失敗体験や人から言われたことで、自分に自信が持てず自分の可能性をいつの間にか閉じ込めてしまっている人が沢山います。だからこそ「お役立ちの源泉」という自分の成功体験や楽しかった体験をベースに、「お役立ちイメージ」はできているのです。

子供のころは、何もできない代わりに、可能性の塊だったはずです。今のあなたも、可能性の塊です。自分を信じて、突き進みましょう。


3.自分らしさで周りに良い影響を与える

自分が得意な「この部分」では、みんなに貢献できるとか、みんなを元気にすることができるとか、人によっていろいろあると思います。その「自分らしさ」で周りに良い影響を与えられるよう、意識しながら行動してみましょう。

私にはそんなの無いよと思ったら、人から感謝されたことを思い出してみてください。そこに「あなたらしい働きかけ方」があると思います。


4.相手を共創のパートナーとして尊重する

関わる人たちを、「自分が実現したいことの道具だ」と思って接すると、必ず相手には伝わります。そうなると、「損得勘定」の関係になり、あなたのために親身になってはくれません。

お互いを尊重しながら、取り組んでいきましょう。


5.自分と組織の「お役立ちイメージ」の両立を図る

組織を通じて「お役立ちビジョン」を実現しようとすると、その組織の「お役立ちビジョン」実現にも貢献をすることが求められます。

常に組織の「お役立ちイメージ」と自分の「お役立ちイメージ」の接点を見出して、この組織でどういう成果を出すことが求められているのか、それは自分にとってどんな意味があるのか、を考えて仕事をしていきましょう。



「お役立ちイメージ」を進化させ続ける


「お役立ちイメージ」は、すぐに描ける人もいますが、大抵の人は数年かけて「自分のお役立ちの源泉はこれだ」「自分はこれを成し遂げたい」と次第に固まってくるものです。

完全ではないかもしれませんが、「お役立ちイメージ」を描いて動き始めるからこそ、「自分ならではの役立ち方」を意識し続けることができます。試行錯誤しながら何度でも書き直して、お役立ちイメージを練り上げ、お役立ち道を探求していきましょう。

また、新たな経験を積み自分自身がさらに成長し、ものの見方や考え方が変わってくると、お役立ちイメージが進化することもあります。最低でも2年に一度ぐらいは、お役立ちイメージを見直し、ブラッシュアップをすることをお勧めします。



★「お役立ちイメージシート」をダウンロードする


「お役立ちイメージシート」は下記からダウンロードできます。(無料・個人情報登録無)

ダウンロード前にお読みください >> 著作権について(お役立ち道ねっと内ページ)


「お役立ちイメージシート」をダウンロードする(PDFファイル 507KB)



★お役立ちイメージ作成ガイド コンテンツ一覧


お役立ちイメージ作成ガイド(本編)

 第1話 お役立ちイメージって何?

 第2話 お役立ちイメージの構造を知ろう

 第3話 お役立ちの源泉を発見しよう

 第4話 自分ならではの「お役立ち」を言葉であらわそう

 第5話 お役立ちを具体化して行動にうつそう

 第6話 自分らしい「お役立ち道」を歩んでいこう

 第7話 社会をより良くする自分らしい役立ち方

お役立ちイメージ作成ガイド(番外編)

 第1話 パーパスと SDGsと お役立ちイメージと

 第2話 お役立ちの源泉を「対話」で発見

 第3話 あずきの「お役立ちイメージシート」大公開

 第4話 経営人材(ビジネスリーダー)とお役立ちイメージ

 第5話 チームビルディングとお役立ちイメージ