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「ありがとう」という一言が生み出す意味を見つめます

「ありがとう」という言葉は、
職場でも日常でも、頻繁に交わされる“評価”のひとつかもしれない。

でも、それを私たちはどう受け取っているだろう。
あるいは、どう活かしているだろう。

勤労感謝の日が近づくこの時期、
ふと、「働くって、何のため?」という問いが浮かんでくる。

その中で、頭に残るのが「ありがとう」の重みだ。

ねぎらいの一言なのか、
それとも、「あなたの行動が、自分のためになった」と伝える実感のこもった言葉なのか。

仕事をしていると、
「やって当たり前」の空気に慣れてしまう。

でも、「ありがとう」と言われた瞬間、
そこには確かに、誰かの中に“何かが動いた”証拠がある。

問題は、それをちゃんと受け取れているかどうか。

たとえば…

「いえいえ、たいしたことじゃ」
「あ、ありがとうございます……(なんだか気まずい)」

そんなふうに、“ありがとうを受け取ること”って、意外と難しい。

だからこそ、あえて問いたい。

あなたにとって、“ありがとうを言われること”の意味は何ですか?

承認されたい気持ち、だけじゃない。
むしろ、「誰の、どんな困りごとに、自分の行動がどう役立ったか」を
静かにふり返る、内省のサインかもしれない。

お役立ち道の視点から見れば、
「ありがとう」とは、“傍を楽にした証”であり、
同時に、“次にどう動くか”を教えてくれる
フィードバックでもある。そのような「ありがとう」を創り続けていきたい。

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