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逃避性を克服したい-幼弱的な行動傾向5/お役立ち道クエスト

誰かの何かの役に立つために、もっと成長したい。

逃避的な行動傾向が、あなたの成長やお役立ちビジョン実現をじゃましているかも!?

可能性を自ら弱めないで。 


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※動画の内容と、下のテキストの内容は同じです。


目次[非表示]

  1. 1.逃避性とは
  2. 2.いつまでも逃げ続けられる?
  3. 3.乗り越える力をつけて可能性を強化する


逃避性とは


ハナ:こんにちは。ハナです。

ソラ:こんにちは。ソラです。

ハナ:成⾧の邪魔をする幼弱的な行動傾向、今回は逃避性について考えていきましょう。

ソラ:これで四つめだね。

ハナ:逃避性とは、「困難、窮地を避けて逃げること」。つまり、「自分の前に立ちはだかる壁を乗り越えようとしない」ということ。

ソラ:そういうことを、「無難、安全、保身、自己防衛」って言うんだね。


逃避性

自分の前に立ちはだかる壁を乗り越えようとしないこと:無難・安全・保身・自己防衛

⇒逃げてはいけないときに、逃げてしまう行動傾向のこと


ハナ:例えば、何か仕事で失敗すると、「他の人に合わせる顔がなくてこの場から逃げたい」、「会社に行きたくない」って思う時ってあるよね。

ソラ:あるある。そういう時に、自分で失敗の後始末をせずに、実際に逃げてしまう人ってたまにいるな。責任を感じて辞める人もいるけど、大体がしれっとしてるんだよね。

ハナ:腹が立つよね。ほかにも、失敗というほどのことでもない場合でも、面倒で難しい課題をクリアしなければならないという時に、やらなかったり、言い訳をして他の人に振ったりするのも逃避の一つだよね。

ソラ:なるほど。最近は、上司や周りから圧力をかけられることが少なくなって、これはとても良い傾向だと思うんだけど、ある意味逃げやすいとも言えるなぁ。

ハナ:だから周りから強制されない分、自分自身がよほどしっかりと向き合っていかなければ克服が難しいんじゃないかと思う。




いつまでも逃げ続けられる?


ソラ:そうだね。では具体的な克服法はどうすればいいんだろう?

ハナ:自分にとって逆境と思われることに向かい合っても、逃げずに一つ一つ決着をつけることね。

ソラ:いや、だから、逃げ癖がついちゃっている人に、逃げずに決着をつけろと言われても難しいよね。

ハナ:なぜ逃げたら良くないのかの理由がわかれば、向き合おうと思えるかな?

ソラ:うん。それはあるかも。

ハナ:うまくいかないことや嫌なことから逃げていると、いつまでもそれを乗り越える力が身につかないからなの。

ソラ:でも逃げ続けていればいいって思わない?

ハナ:いつまでも逃げ続けられる環境に私たちがいるかどうか、というのがポイントね。

ソラ:そうか。逃げると一時的に楽ができたと思えるけど、次に同じようなことが起こっても、また逃げられるかどうかわからないもんね。

ハナ:うん。特に私たちは年を重ねるごとに、責任も重くなるし、乗り越える力もついていると周りからも期待されるし、守りたいものも増えていく。

ソラ:もう逃げられないって時に、こんなことも乗り越えられないの?って、周りからびっくりされるのは嫌だね。



ハナ:5倍10倍の苦しみが襲ってくるのよ。

ソラ:それは嫌だなぁ。最初のうちに乗り越えようと頑張るのと全然違ってくるな。



乗り越える力をつけて可能性を強化する


ハナ:特にお役立ちビジョンを描いて、こんな風になりたい、こんな風に役立ちたい、と思っている以上、逃げるということは自分の可能性を強化する機会を逃し続けているってことになるのよね。

ソラ:そうならないためにも、今のうちから困難なことや嫌なことから逃げずに、真正面から立ち向かおうってことだね。

ハナ:うん。




ソラ:でも、「逃げるが勝ち」って、言葉があるじゃん?諺にあるぐらいだから、統計的には逃げた方が良いってことなのかもよ?

ハナ:諺になるぐらいだから、普段は逃げずに頑張っている人に向けて「たまには、逃げてもいいんだよ」って意味だと思ってるけど?しかもこれは、逃避ということではなく真正面からぶつかってばかりじゃなくひょいっとよけることで、勝つ道筋が見えることもあるよっていう戦略的な話だったような。ま、解釈はいろいろあるけどね。

ソラ:そうか。逃げるのがデフォルト(通常運転)の人には使っちゃいけない諺だと思っておこう。

ハナ:今回で、四つの幼弱性傾向の克服策を、考えてきました。自己中心性、依存性、観念性、逃避性、自分の幼弱性傾向を知りたい人は、チェックリストで確認してね。

ソラ:この四つの傾向に全く当てはまらなかったと言う人は、企業人として成⾧していくための第一の関門は突破しているということかな?

ハナ:そうね。ただ、いつ、どんな時に、この傾向が出てくるかわからないから、うまくいかないなと感じたら、まず行動理論をメタ認知して、この四つの傾向についても振り返る習慣をつけるといいね。

ソラ:私も時々見返してみようっと。

ハナ:次回は最終回。この幼弱性傾向を克服してさらに成⾧するために、持っておいた方がいい考え方についてご紹介します。

ソラ:自己責任意識だよ!


逃避的な行動傾向の克服法

  1. 自分にとって、逆境〔うまくいかないこと、苦しく、つらいことなど〕と思われることに向かい合っても、逃げずに一つ一つ決着をつけていくことです。

  2. なぜなら、うまくいかないこと、嫌なことなどから逃げていると、いつまでもそれを乗り越える力が身に付かないからです。

  3. 困難なことや、嫌なことから逃げたとき、一時的には楽ができたと思えますが、また同じような場面に遭遇したとき、今度は果たすべき役割や責任が以前より重くなっているので、苦しみは5倍、10倍に膨らむことになってしまうのです。

  4. 故に、自分の可能性を強化し、志を達成しようと思うなら、困難なことや、嫌なことから逃げず、真正面から立ち向かっていくことが必要不可欠です。


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